消費者金融のカードローン審査は免許証だけで通る?
免許証やパスポートがない場合、健康保険証だけでカードローン審査に通るのか?
消費者金融では通常は身分確認を運転免許証でしています。そのため、それ以外の方法で身分確認をする際にはちょっと手間がかかるかもしれません。
顔写真がある運転免許証やパスポートであれば身分確認書類として有効ですが、顔写真がついていない健康保険証は身分確認書類として利用することはできますが、消費者金融によってはそれ単体だけでは足りません。他に証明できる物を用意しなければなりません。例えば「住民票」のコピーを一緒につけてほしいと言われることがあります。
このあたりの判断は消費者金融や信販会社によってまちまちですが、顔写真がないというだけで信ぴょう性に不安があると判断されているようなので、そういったルールに変更されました。
もっとも、最近はインターネット経由の申込が増加しており、消費者金融の担当者と一度も顔を合わせることなく契約が成立することが増えています。そのため、運転免許証、パスポートなどは証明書として顔写真の有無はとても重要です。
ただし、身分確認書類として一番有効なものは運転免許証です。
信用情報を取り寄せたことがある人は知っているでしょうが、自分の信用情報に運転免許証番号が記録されています。運転免許証番号は変わることはありませんから、本人確認の手法として非常に有効です。運転免許証などをお持ちでない場合はマイナンバーも有効です。
身分確認がスムーズに進むということは、審査もスピーディーに終わることも意味します。最近の消費者金融は即日融資を原則としており、実際にそのようになっています。午前中か14時までに申込みを済ませればその日のうちに振り込みが完了している事もあります。
しかし、保険証を身分確認書類とした場合、審査に時間がかかる可能性はあります。
もっとも、過去の審査で保険証を利用し、その実績がいくつかある場合は、信用情報を確認した消費者金融の担当者も身分確認書類として信用できると判断し、審査スピードがさほど遅くならないかもしれません。
いずれにせよ、運転免許証を利用した場合に比べれても、審査に著しく時間がかかってしまうようなことはありません。
個人番号提出の際の注意点
個人番号というマイナンバー制度が始まり、身分証明書のひとつとして利用できるようになったと思います。
本人確認書類や収入証明書類にも記載されている事があるマイナンバーですが、この個人番号を消費者金融の審査で使用する際は気をつけなければならない点があります。
消費者金融の審査ではこの個人番号を収集することはありません。
なので、証明書類の提出の際はこの個人番号が記載されている箇所を閲覧できないように隠して提出する必要があります。
例えば給与所得の源泉徴収などの証明書を提出する場合
給与所得の源泉徴収表にも「個人番号(マイナンバー)」が表記されていることもあります。
これは、【マイナンバー法】として、「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号等に関する法律」として規定されている制度になります。
その個人番号の部分のみを黒塗りで見えないように加工して送るようにしましょう。
もし、黒塗りを忘れて提出してしまったらどうなるのでしょうか?
黒塗りの加工を忘れてしまって証明書類を提出してしまっても、プロミス側で加工処理をしてくれるので安心ですが、やはりご自身で加工をすることが大事です。
ただし、審査に必要な部分も加工して見えないようにならないよう気をつけましょう。
個人番号が記載されている証明書類
個人番号が記載されている書類としては、
- 個人番号カード
- 源泉徴収表
- 確定申告書
などになります。